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[三好“3吉”功郎]みよし“さんきち”いさお
1960年2月16日大分県別府市に生まれる。高校在学中にギターを始め、宮崎大学工学部入学後、ジャズに興味を持つ。

1983年上京。同年、新宿ピットインに自身初のユニット「3吉バンド」でプロデビュー。その後は丸山繁雄「酔狂座」、本田竹広「ネイティブサン」、ポールジャクソン「ジャズ・フォー・キッズ」、大友義雄クインテット、福村博クインテット、梅津和時「シャクシャイン」、五十嵐一生バンド、大坂昌彦「ブラックボックス」、村田陽一バンド、櫻井哲夫「桜吹雪」、板谷博「ギルティフィジック」等、様々なバンドのレギュラーギタリストとして活躍する。

1992年から、より自由なギタートリオのスタイルを目指し、ドラムの村上“ポンタ”秀一と「3吉・ポンタUNIT」を結成。1995年にこのトリオでキングレコード(パドルホイール)よりリリースした初リーダーアルバム「サンキチズム」はジャズギタートリオの概念を覆す傑作と、各方面から絶賛される。
同レーベルからは、その後も96年「パイナップルアイランド」、98年「ユアスマイル」と立て続けにリーダー作をリリース。ニューヨーク録音となった3作目の「ユアスマイル」では、念願であったハーモニカの巨匠、トゥーツ・シールマンスとの共演も果たす。

1998年頃より、自身の活動に加え、ポップスやフュージョンの世界にも積極的に活動の場を広げ始め、現在に至るまでにJUJU、絢香、辛島美登里、楠瀬誠志郎、本田雅人、国府弘子、等とのツアー、レコーディングにも参加。この頃より現在に至るまで海外公演も数多く行っており、これまでに渡航演奏した国々は、20カ国以上に渡る。

2002年からは矢沢永吉のツアーに、ギタリスト兼バンドマスターとして参加。以後、現在に至るまで、断続的に彼との共演は続いている。その一方で2005年からは森山良子のツアー、レコーディングにもギタリスト兼バンドマスターとして参加。その活動は10年に渡った。

その間も自身の活動は積極的に行っており、主なリーダーアルバムとして「サプライズ!」(仙波清彦per 小野塚晃pf バカボン鈴木b 鶴谷智生ds)、「マイホリデイ」(納浩一b)、「ファーストタッチ」(小野塚晃pf)「ユニットアジア デビュー」(コー・ミスター・サックスマンsax テイ・チャー・シャンpf 則竹裕之ds 一本茂樹b)「スマイル フォー ユー」(〃)、DVD「三好“3吉”功郎×納浩一×則竹裕之×秋田慎治LIVE!」などをリリース。

ギタリストとしてもこれまでに多数のアルバムに参加している。近年は自身の音楽活動に加え、黒木美紀のファーストアルバム「リーフ・オブ・グラス」をプロデュースする等、プロデューサーとしても活動を始める。
毎年4月に渋谷Jz bratで行われる湯川れい子プロデュースのコンサートの音楽監督もつとめ、これまでに前川清、小林幸子、長山洋子など演歌界のトップシンガー達のサウンドプロデュースを務めている。

2013年からは元SMAP稲垣吾郎の舞台「恋と音楽Ⅱ」「恋と音楽Ⅲ」「君の輝く夜に」にギタリストとして参加。

そして2020年3月、満を持して17年ぶりのフルオリジナルアルバム「my little songbook」をリリースする。
          <2020年3月現在>